kokorononekkoのブログ

自分が裸になることで見えてきた景色たち

競争したくない。自分を知ることで進む

競争が嫌いだった
苦手だったのだ


勉強は割とセンスでこなしていた


センスでこなすものだから
進学校を選んだ高校からの本格的な学業には
自分でもさっぱり訳がわからないほどついていけなくなったけど


幼い頃に勉強で困ったことはなかった


だけど


嫌だった


100点を取る自分が


なんでだろう


親は褒めてくれる


だけど私、頑張って努力して満点だった訳じゃないのだ


生まれ持って理解できる範囲のことを
学校でお話を聞いて何の努力もしないで満点になってしまう


そんな生まれ持ったギフトをいただいただけ


なのに


満点を取って
点数で差別化されて


友人に妬まれるかもしれないと思うと怖くて
時々うっかりミスを仕立て上げ
わざと、勝ち続けないようにしていた


勝つことも苦手だったのだ


それでいいと思えない
変な自分


だけどそれが正直な自分


公務員という職種を選んだのも
大学受験という競争、その先に待ち受けている就職競争
それから逃れるためという理由もあった
もちろん祖父や母親に大学へ進学しない理由を突きつけるためでもあったけど



やっぱり、競争が嫌いなんだ


そして


なぜか調和を好む自分がいた
いじめがあれば仲介して友人たちと気まずくなることもありながら
それでいいんだと思える冷めている自分を
思春期、毎日感じていた


結局は、
調和を求めて起こした自分の行動を
自分は好きだったのだ


その気持ちがあったから
確かに感じ取れていたから


友人とギクシャクしても平気
変な子というレッテルを貼られても平気だったのだ


私は
調和を求める自分を信じ続けて入られていたという


そんな、自己満足ながら
自分を好きでもいたのだなぁ


社会人になって
いつしか
そういう気持ちが薄れていって


やっぱり
自分や子供、守りたいという防衛反応が
過剰に働いていて


自分を
好きでいる感覚を失っていっていた


調和を求める、それでよかったはずなのに


集団の中にいると
立ち振る舞いも計算して
業務の忙しさもそれに追い打ちをかけて


自分を大切に
自分を信じる


ことができなくなってしまっていた


だから、辛かったのだ


だから、辞めたい気持ちがムクムクと育っていったのだ



この自分の特性を活かすためには??


とにかく今は
一度一人きりで事業を始めてみる経験が必要そうだ


数秘1という私の特性を知ったから


そこへ間違いないと納得して進もうと思えるのかもしれない


知るということで
進むことができるということ
ありありと実感した