幼少期の記憶1
大きな声で、助けを呼んで
言葉にならないから泣いて泣いて泣いて
でも誰も助けに来てくれい、そして私は動くこともできない
真っ白な天井だけがあって他は何も目に入らない
できることといえば誰もいないこの部屋でただ大声で泣くだけ。
それは多分、
まだ首も座っていない生まれたばかりの今の私としてこの世に生まれ落ちた
一番初めの記憶
時間にするとどれほどだったのかは、もうわからない
10秒ほどだったのか
それとも、1時間ほどだったのか
何が原因で泣いていたのかも、もうわからない
生理現象による不快だったのか
寂しかったのか
ただ確かなのは
こうして生まれてきて、自分は一人ぼっちなのだということと
誰も救ってくれないこの世界で私は生きていかなければならないということ
それを思い知った。
そんな記憶から始まった私の悲しい人生の幕開けだった
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