kokorononekkoのブログ

自分が裸になることで見えてきた景色たち

幼少期の記憶3

私たちは
人間に見えているけど
実は、もっともっと巨大生物のなかの一部の物体で


私たちは、人間の形をした、その巨大生物のなかの
赤血球のようなものかもしれない。


(当時、赤血球という言葉はまだ知らなかっただろうし、
おそらく決まって動くものとして血液の中を構成するなにか、と考えていたように思う)



人間を、決まったレールの上を
あらかじめ決められたようにしか動くことのできない、
心も持っていないようなものに思っていた。


そして自分もその人間なんだという悲しみに気付く。