kokorononekkoのブログ

自分が裸になることで見えてきた景色たち

家庭訪問

小学校3年生 長男の家庭訪問でした


特別支援級ということもあり 
1・2年生の時は長めの45~60分の訪問でした


緊張して臨む割には
中身のない世間話だけの訪問


お母さんはどういう方針でされていますか?
と尋ねられ
生きていて楽しいって実感できる大人になってほしい


今 何を大切にされていますか?
と尋ねられ
言葉で気持ちを伝えること



そんなやりとりを交わした割には全く配慮なしの2年間でした



2年生の時はにまさかの
長男の優しさを利用した、担任筆頭にした集団いじめがあり


と言葉で言うとひどいですが、


ぱっと見わからない陰湿な心の闇を利用した
敏感な人だけの分かるいじめでした




もちろんその後体調を崩し
登校時間には必ずおなかが痛くなる長男



その経験から 
何でも気づいたことは伝える。
疑問に思ったら尋ねる。   を実践しましたが


実践すればするほど痛感する先生たちの無理解。
長男の想い、困り、あふれるほど訴えているのに
気づいていないのか気づいていないふりをしているのかもわからない。
そして「自閉だから」で片づける


いえいえ、
環境で変わることはたくさんありますよ。
それをどう変えていけるのかがお仕事ではないのですか?
とまでは直接私の口から言えなかったので・・・


スクールカウンセラーはもちろん
他校からスクールソーシャルワーカーを呼んでいただき
私の代わりにいろんな助言を行っていただきました。


そのあたりにフットワークの軽い校長先生だったのが救いです。
校長先生は無理解・無責任でしたが
人を使うことは非常に精通している先生でした。


人間、いいところもわるいところも
うまく見極めて言い方悪いけど 「使う」ということも ひとつ 学べました。




いじめのバレた担任が辞めたことにより、
昨年秋から新しく赴任してきた先生に替わってから
持ち上がって今年も担任を持ってくだっている
今の、信頼のおける担任の先生。


今年も、同じような世間話と方針の確認でしたが
なぜか例年よりも心の通った会話ができたような感覚がありました。




100%分かり合えてはいないし100%同じ方向ではないけど
言わんとしたことをきちんとわかってくれる
「心のある」先生です。


長男をもっていただいていること、本当にありがたいことです。
ご縁に感謝です。


今年度もよろしくお願いいたします。と
本心でそう思える訪問でした。