kokorononekkoのブログ

自分が裸になることで見えてきた景色たち

五感

ラン中に湧いた疑問


ラン中は
足元の泥濘や、時折眩しすぎる日差しや、
サイレンや、背後からくる人の声、自転車の音、
そんなものから身を守るために
五感が、私の身体の持っていきかたを知らせてくれる。


大切な大切な五感さま。


五感は 身体の危険を察知するためにできているのか??
ケガをしないように、しらせてくれる大事な器官・・
ただそれだけ??


いやいや。少し考えが浅かった。



五感は大切。


だって
心地いいものに囲まれると
五感から入った刺激が心に栄養をくれる感じ。


素敵な音、きれいな風景、いい香り、おいしい食べ物、包み込んでくれる感触。


その栄養って私をとてつもなく幸せにしてくれる。


けど


心地よくないと感じるものの中に身を置くと
五感からの刺激は不快となってしまう。


あれだけ栄養をもらって
潤った、満たされた、私の心は、強固なもの!
と思っていたのに
みるみるうちに揺らいでしまう。


不安、悲しみ、痛み・・
「あぁ、私、今、不快を感じているんだなぁ。」
そう思うと、原因は
私の心じゃなくて
五感から入った、コイツだ!とはっきりする。
そして思う。
「そうか、私はこれが不快と感じているんだ。
遠ざけよう。」


そんな丁寧な振り返りを瞬時にできるようになった
ずいぶんと成長できた、我ながら素晴らしい私の真ん中。


繊細な、だけど、芯は確かに感じることのできる、私だけの真ん中。



どんどん心地いものに囲まれていこう。
この真ん中の感覚を、絶対に忘れないように、持ち続けていられるように、
すぐに私に還れるように。


そうしたら 
きっと
荒波の中にしか見えないこの世界の中でも
ほんとの私にちかいカタチでいられる。
そして
そうし続けていくことで
まだまだ未完成の私の形を作り上げていく。


楽しみながらね。


でもギリギリが好きだから、
ギリギリのプレッシャーを心地よく、感じながらすすむことが
オンリーワンの私流だな。